WEB制作の裏側――ディレクターが仕事で大切にしていること
「Web制作ってどうやってるの?」まわりから聞かれることがある。
私自身も、「Webディレクターって何?」というところからスタートした。今年の4月で4年目(もう4年目!?早い!)になるが、今も試行錯誤しながら日々挑戦している。
今回は、私がWebディレクターとして仕事をする上で意識していることをまとめてみた。
Webディレクターの仕事とは
受注から納品まで、全体のスケジュール管理をしながら、お客様との打ち合わせ、仕様書・レイアウトの作成、デザインミーティング、撮影アテンド、スタッフインタビュー・ライティング、最終的なサイトチェックまで、制作のすべての工程に関わる仕事である。
仕事を始めた頃は、こんなにも多くのことをこなせるのか、不安しかなかった。複数の案件を、そして作業も複数あるというマルチタスクをする中で、何よりも欠かせないのはスケジュール管理能力だと感じた。
意識していること①:詳細なスケジュール管理
まずは頭の中を整理しなければならない。今、自分はどんな仕事を持っていて、どのくらいで終わる予定の仕事なのか。個人のタスク管理は、仕事が入った時点でかかる時間と締切を考えてGoogleカレンダーに入力するようにしている。「この仕事はだいたいこのくらいで終わる」という見通しが持てると、自分の今の能力を客観的に把握できる。そして、だんだんと早く仕上げられるようになった時に、成長を実感できるのは嬉しい。
チームでのスケジュール管理にはスプレッドシートを使用している。案件ごとに工程の締切を見える化して管理することで、今、誰が何をしているか、進捗具合を確認できる。いつまでに何をすればいいかが明確になる。
計画について書いた記事もあります!↓
Webディレクター3年目が考える、計画することの意味
意識していること②:制作物の目的は何か?デザインにおいても言語化する
ターゲットは誰か、何を伝えたいのかを、お客様と最初にしっかり整理する。参考にしたいデザインがある場合は、どの要素が「いい」と感じているのか、できるだけ言語化するようにしている。デザインを言語化することで、お客様が思う「なんか違う」を少なくすることができる。
意識していること③:交渉力を持つ
Webをつくるのは制作会社、と思われがちだが、お客様も「一緒にWebをつくるチームの一員」という意識で関わってもらった場合は、制作がスムーズに進むことが多い。
お客様の要望をすべてそのまま受け入れるのではなく、スケジュール・品質・コストのバランスを考えながら、「できること」と「できないこと」を誠実に伝える交渉力も必要だ。社内スタッフへの依頼も同じで、無理のないスケジュールで動いてもらうための調整も、ディレクターの大切な役割のひとつだと思っている。
意識していること④:トレンド・最新情報をチェックする
同業者が書いたXやInstagram、noteは、実践的な情報が多くためになる。まわりにWebの仕事をしている人が少ない環境だからこそ、SNSでの情報収集が自分にとっての学びの場になっている。Webの世界は変化が早いので、日頃からアンテナを張り続けることを意識している。
おわりに
Webディレクターは、ひとりで制作を完成させることはできない。お客様と社内のスタッフをつないで、同じゴールに向かって進んでいく仕事だ。
3年目は壁にぶつかることも多くあった。「自分の言い方が良くなかったのか」「伝え方が足りなかったのか」と一人で反省することもある一年だった。それでも、そういった経験があったからこそ、少しずつどんな案件にも臆せず向き合えるようになってきていると思っている。
この記事が、Webディレクターの仕事に興味がある方や、入社4年目くらいの同じような悩みを持つ方の参考になれば嬉しい。